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第25回鳥取県美術家協会展 【 報告 】


第25回鳥取県美術家協会展を令和2年12月16日から鳥取市の鳥銀文化会館で開催いたしました。今回は節目の事業となりますので協会の研修事業で毎年実施しています裸婦研修会での作品も特別展示として併設しました。裸婦研修は県文連の助成で実施している事業で、個人では実施ができない研修を県内東、中、西の三地区で開催し、一般にも参加を開放して好評いただいている事業です。会員作品を展示した協会展の部は各自それぞれのテーマで個性あふれる作品が並んでいます。「裸婦研修会」作品の部は会員の研鑽の場でもあり作家として刺激を受けあう有意義な催しでありました。今年は新型コロナウィルス感染防止対策のため開会式は取りやめとし、少し残念な思いもありますが仕方ありません。当協会事業は例年と変わりなく実施できましたことを関係者に感謝申し上げます。早く感染症が収束し通常の作家生活動ができることを望んでいます。   鳥取県美術家協会  会長 加藤哲英

2020_12県美協

第25回鳥取県俳句大会 【 結果発表 】

令和2年度の鳥取県俳句大会はコロナの影響を受け中止となりましたが、応募いただきました作品に
つきましては、厳正な審査の上受賞作品を発表いたします。受賞された方々大変おめでとうございます。

【一般の部】

鳥取県知事賞      節くれの指が自分史大根蒔く      琴浦 山本 俊子

鳥取市長賞       帰省子の戻れぬ家の広さかな     米子 大谷 正子

鳥取県俳句協会長賞 流れ星又一つ消す住所録        米子 沢田 有湖

鳥取県俳句協会賞  病める地の空の自由に小鳥来る     三朝 長安 節子
    〃         日向ぼこさらつてゆきし路線バス    鳥取 山下 暁人
    〃         きらきらと光をねぢり鳥威         鳥取 椋  則子
    〃         山のカフェ静かに混みて夏に入る    鳥取 浜田 公惠
    〃         縄文の炎は斯くや曼珠沙華       米子 角森 みほ子
    〃         銀漢のひとつの星となりし吾子     鳥取 上村 いたる
    〃        絵日記も最後のページ法師蝉       琴浦 定常 まゆみ
    〃        夜濯や野良着に残る日のにほひ     鳥取 尾田 美智子
    〃        天の川砂丘の空のある限り         米子 由木 みのる
    〃        蜻蛉のとまり定まる草の先         鳥取 髙田 栄子

佳作       語り部を受け継ぐ少女原爆忌    琴浦  森長 弘子
          母がりの産後養ふ泥鰌汁      米子  大下 秀子
          忘れても今を生く夫夕端居     米子  伊藤 明美
          水鉄砲日を撃てば日も撃ち返す   米子  近藤 静子
          酔芙蓉閉じて始まるコンサート   米子  篠原すみ子
          マスカット花占いのごとく食む   伯耆  頼田みち子
          今朝の秋一輪挿しの中にあり    八頭  茗荷 恵子
          大山は大き水甕田水張る      大山  入倉 史子
          明易し宿の訛りに目覚めたる    鳥取  髙田 愛子
          冬ざれの街角募金箱の赤      鳥取  谷岡 幸江
          海峡を潮の急げる十三夜      米子  大下 秀子
          風あれば風を通して盆座敷     鳥取  浜田 公惠
          オンラインミサに潜める蟬時雨   鳥取  石尾 正子
          自家受粉さなかの棚田稲びかり   境港  重盛 弘行
          万感を眼に只今の帰省かな     米子  堀江 典子
          農継ぐと決意の瞳秋の空      米子  小林 澄子
          虫干や形見の品のしつけ糸     米子  岩﨑扶季子
          抽出しに西日をしまひ退勤す    鳥取  田原 悦子
          見られゐて蟷螂斧を下げられず   鳥取  西村 史子
          秋暑し山にナラ枯れてふ病     伯耆  松本 素子


【 子どもの部 】
 
鳥取県知事賞     にゅうどうぐもすごくおおきなちからこぶ  福米東小一 万木奏人

鳥取県教育長賞   夕やけを背負って走る帰り道    美保小四  西山彩乃

鳥取県俳句協会長賞 塾終わり迎えの母と虫をきく     湯梨浜学園中二 米原瑠郁

優秀賞      夕暮れに上向く蛇口夏来る      若桜学園中三 山根永嗣
          木の実落つ祖父と歩いた散歩道   日野中三   住友美雨
          コスモスで花占いの下校道      中山中三   二宮温香
          ランドセル揺れて輝く新入生     若桜学園中三 井口虎汰郎
          赤蜻蛉夕日をめがけ飛んでいく    中山中三   西山享吾
          あまがえるあめのシャワーがうれしそう 若桜学園小一松本智子
          しもがおりはっぱも土もかがやくよ  若桜学園小三伊井野結羽奈
          緊張と改札抜ける受験生       若桜学園中三 山口結菜
          風船を両手で握る子供かな      若桜学園中三 小林愛美
          こいのぼり家族みんなで泳いでる   富桑小四  下田梨月佳作

佳作       桜咲くピンクで染まる通学路     中山中三  谷口桃子
          とり立ての梨にみんなの手がのびる  美保小四  衣笠心優
          ねむくなるプールのあとの五時間目  美保小四  西山寛崇
          宿題を一つずつ消す夏休み     中ノ郷小四 佐々木りな
          かやの中家族みんなでざこねする   西郷小五  坂本真之
          眠ってる妹背負い雪の中       中山中三  高橋優歌
          まめまきでおにになったよくすぐったい若桜学園小二梶原大和
         子の牛どうかゆっくり帰りゃんせ  北斗中三  岩﨑仁美
         じじじじじまどにはりつくせみの声  城北小五  白間由渚
         夕やけがむかえに来ている夏の海    美保小四  田中そう
         むらさきのきれいなカーテンふじのはな 富桑小四 横山芹奈
         応援歌響かぬ夏や無観客        岸本中三 松下虎ノ介
         おおみそかそうじそうじと日が暮れる  桜ヶ丘中三森田彩斗
         しゃぼん玉風にふかれて旅をする    桜ヶ丘中三 野村 萌
         夕焼けで今日一日をふりかえる     桜ヶ丘中三 松川春香
         あげはちょういったりきたりレモンの木 上北条小二住山莉子
         夏の雨わたしのかさで鈴になる     美保小四 濱野華沙
         ミンミンと鳴くセミ森の合唱団     中ノ郷小六 藤原明凛
         平泳ぎ足の動きを覚えたい       中ノ郷小五 倉谷優希

奨励賞   夕焼けをながめる祖父の背をながめ    中山中三 三好風汰
        桜の花よろこびながら散りにけり   後藤ケ丘中三 髙木海翔
        ははのひだあにといっしょにサプライズ 若桜学園小一平口稀子
        案山子はね田んぼの中の守り神    若桜学園小六 山田美優
        北風の吹くなかぼくはきみを待つ   桜ケ丘中三  岡村 唯
        じいちゃんよりぼくが上手だとんぼとり  弓ヶ浜小五遠藤春輝
        モンシロチョウ菜の花畑でかくれんぼ   美保小四 山野絢音
        カルタ取り耳をすまして聞き分ける    美保小四 尼子曈矢
        梅雨入りし町を色どるかさの花      美保小四 倉光颯人
        見上げれば入道雲が大いばり      中ノ郷小六 稲田結斗
        いもむしをはこぶありさんちからもち   西郷小二 矢野 瑛
        風そよぐ会話も弾む夏木立        岸本中三 浜田 紬
  以上


第49回鳥取県民短歌大会【 結果発表 】

今大会はコロナの影響で大会自体は中止となりましたが、県内から応募いただきました作品に
つきましては、厳正な審査の上受賞作品を発表いたします。受賞された方々大変おめでとうございます。

【一般作品】

Iターンしたる若者蕎麦の花を咲かせて郷に一歩踏み出す 大山町 表   いさお 鳥取県知事賞
たらちねの母にかけゐる吾が声は音とし耳に届きたるらし 米子市 佐 伯 立 子 鳥取県議会議長賞
中学生が空気を入れに来るだけの小田自転車店は今日も開いている 米子市 勝 部 良 子 鳥取県教育長賞
因州和紙に魅かれて集う仲間らと山折り谷折り向日葵咲かす 鳥取市 世 古 早 苗 倉吉市長賞
身罷りし友の最後のメールには「またね」と笑う犬が手を振る 米子市 湯 浅 俊 久 倉吉市議会議長賞
食べるたべる年の差九十十二人わたしの作った西瓜をたべる 鳥取市 福 政 満寿美 倉吉市教育長賞
櫛見せてはにかんでいた滋さん還らぬ娘の父のまま逝く 鳥取市 日下部 恵 子 新日本海新聞社賞
三冊の十年日記読み返す夫の好みしモカを飲みつつ 倉吉市 三 好 和 恵 歌人会賞
叔父の名を刻みし「平和の礎」あり沖縄慰霊の日の番組に 米子市 米 山 ちはる 歌人会賞
海色の袋をゆらし五歳の子ふりかえり又その母を見る  湯梨浜町 関 本 悦 子 歌人会賞
緊急事態宣言出る日打吹の夜桜照らすスーパームーン   倉吉市 中 井 孝 子 歌人会賞
長崎の生月島に四百年唱はるオラショのこゑ重々し   琴浦町 井 木 範 子 歌人会賞
下ろされて畳の上に三つ打つ柱に五十年掛かりいし時計 倉吉市 谷 本 邦 子 入選
炎天にかぼちゃ地を這い母白き服を着ていし終戦の日よ 北栄町 桑 田 のり代 入選
美術館出づると秋の日やわらかに街路樹つつむここも絵のなか    鳥取市 牛 尾 可奈子 入選
黒土の畑に沁みゆく雨音に耳澄ましをり傘をたたみて        鳥取市 森 田 敦 子 入選
絵本読み手遊戯せんと児らに向くフェイスシールドすっぽり被り     境港市 澁 谷 博 子 入選


【小・中・高作品】

静寂のフリースローは跳ね上がりまっすぐ落ちて沸き立つ歓声     岸本中学校 二年   生駒 七星  鳥取県知事賞
よしいくぞペダルふみこみすすむみちせみのなきごえみみにしながら 中ノ郷小学校一年  竹田 翔美  鳥取県議会議長賞
大山の天空リフト目の前に光かがやく海が広がる        岸本中学校  二年  長谷川 虹実 鳥取県教育長賞
コンクール中止になって演奏会母に聞かせたユーフォの音色 湖東中学校 一年  玉江 きらり  倉吉市長賞
スタート台目標さだめ強くけり大きくかいた一かき一かき        中ノ郷小学校五年   西村 結芽 倉吉市議会議長賞
友達の思いを聞いて社会の目ばっか気にしていることに気付く 中ノ郷中学校二年  川島 颯太 倉吉市教育長賞
新曲でロングトーンがつらすぎてかおがまっかな吹奏楽部        福生中学校二年  矢田貝心々和 新日本海新聞社賞
夏祭り今年は家ですずっこだ妹まけずまねしておどる        中ノ郷小学校三年  木野 陽菜 県歌人会賞
ぬぎ捨てたくつ下二つのきょり感をながめていればはと時計鳴く 中ノ郷小学校六年  森田 結菜 県歌人会賞
おじさんのけっこん式の神社から水ぞく館にみんなで行った 西伯小学校三年   佐藤 陽花子 県歌人会賞
目が合うとうれしいはずが目をそらしもっと見たくてでも見れなくて 桜ヶ丘中学校三年  伊藤 千夏 県歌人会賞
年毎に祖母と行った墓参り切り花抱え今年は一人        日野高等学校三年  石井 美咲 県歌人会賞
ハムスターさわるとふわふわ気持ちいいまるくなったら大福みたい   岩倉小学校 四年   植田 ひなの 入選
弟が生まれて家ぞくがふえてからかわったものは新れいぞうこ 西伯小学校二年   松藤 果南 入選
はじめての野菜作りに挑戦だおいしくなあれ私のトマト        日吉津小学校六年   井原 茉望 入選
夏祭り人にまぎれて手をつなぎさあ始まりだドキドキサマー        桜ヶ丘中学校三年 山下 雅司 入選
リバウンドのパスをもらう「どこにパス?」コーチが言った「お前が行け」と  岸本中学校二年 勝中 菜花 入選


【一般の部 互選賞 】

中学生が空気を入れに来るだけの小田自転車店は今日も開いている 米子市 勝 部 良 子 25
Iターンしたる若者蕎麦の花を咲かせて郷に一歩踏み出す 大山町 表   いさお         24
教科書にきっと載るだろうコロナ禍は百年先のもっと先まで 鳥取市 野 島 綾 子         20
美術館出づると秋の日やわらかに街路樹つつむここも絵のなか 鳥取市 牛 尾 可奈子 19
食べるたべる年の差九十十二人わたしの作った西瓜をたべる 鳥取市 福 政 満寿美 18
海岸にたった一人の釣り人が律儀にマスクし竿振る五月 米子市 生 田 麻也子         17
合宿のキャンプファイヤーに星空を仰ぐふりして先輩見ていた 鳥取市 坂 本 恵 子 16
ベッドより抜け出て舅は亡き姑の盆提灯の明かりに眠る 鳥取市 服 部 範 子         16
画面越しに手を伸ばしくる一歳を抱けぬ淋しさコロナ禍の盆 鳥取市 萩 原 美 雪 16
はつなつのシロツメクサを王冠にあみて差し出す遅刻せし子は 琴浦町 中 本 久美子 16
洗ふ手に指輪ほろりと落ちてくるこの冬を越す力が欲しい 米子市 福 井 歳 子        15
つぎはぎの心に縫った赤い糸ぷっつり切れて曼珠沙華咲く 三朝町 長 岡 陽 子        15
櫛見せてはにかんでいた滋さん還らぬ娘の父のまま逝く 鳥取市 日下部 恵 子        15
因州和紙に魅かれて集う仲間らと山折り谷折り向日葵咲かす 鳥取市 世 古 早 苗 14
からつぽの虫籠並べ空みる児盆が来るから帰してあげた 鳥取市 房 安 栄 子        14
居間に置く扇風機仕舞えば人ひとり居なくなりたる淋しさ残る 境港市 片 桐 広 恵 14
空蝉の会と称してぬけがらが五人集ひて終活語る 鳥取市 町   宗 江        12
中干しの田の足あとに集まれる豊年エビを井手に放てり 米子市 橋 本 愼 一        12
金田川に蛍の舞えば今年また逢瀬のように水辺へ向かう 南部町 生 田 延 子        11
たまさかに目覚のおそき朝なればひそと寝顔を妻はうかがう 三朝町 神 原 泰 弘 11
薫風に乗りて連凧昇りゆくコロナ退散の文字はためかせ 大山町 荒 井 玲 子        11
コンビニの前で子犬を抱き上げる若き僧侶の白いジーパン 八頭町 滝 田 倫 子        10
はじめての線香花火におどおどと二歳児は振り向き母の手さがす 鳥取市 前 田 絹 枝 10

 雨のち晴れに恵まれた古典芸能 体験事業 「梨花薪能」

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コラージュ

 雨のち晴れに恵まれた古典芸能体験事業
「梨花薪能」
          

令和2年10月31日(土)とりぎん文化会館 中庭 特設能舞台で開催された10数年ぶりの薪能は、多くの関係者の願いを天が聞き届け、前日の時々雨から打って変わって日本晴に恵まれた。前日、出来上がった特設能舞台はブルーシートで覆われ、地元出演者のリハーサルは梨花ホ―ル大舞台で行われた。当日、第1部地元愛好者の舞囃子(まいばやし)「高砂(たかさご)」、「実(さね)盛(もり)」、「巻絹(まきぎぬ)」、「須磨(すま)源氏(げんじ)」、連吟(れんぎん)「頼(より)正(まさ)」、「隅(すみ)田川(だがわ)」「黒塚(くろづか)」の頃は強風で、袴(はかま)や謡本(うたいぼん)がめくれるほどであった。 第2部の始まりに、新型コロナウイルス感染の収束を祈り、能楽師うち揃い能「翁(おきな)」の詞章「神歌(かみうた)」がサプライズで吟(ぎん)ぜられた。 狂言「寝(ね)音曲(おんぎょく)」で観客を笑いでほぐし、いよいよ能「小鍛冶(こかじ)」の頃は篝(かがり)火(び)が闇に立ち登り、皷(つづみ)が背後の会館の巨大なガラス壁
に木霊(こだま)し、白装束の霊(れい)狐(こ)が怪(あや)しくも勇壮に舞い街(まち)中(なか)の庭という空間を忘れさせる不思議な幽玄の世界に暫(しば)し浸(ひた)った。(鳥取県能楽連合会会長 近藤 光)

鳥カル研修会終了しました

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10月5日(月)13:30~15:30
   県民ふれあい会館5階 講義室にて
   「超初心者でもわかるZoom」 と題して 講師に山口翔馬氏(Lifefix代表社員)をお迎えして
  研修会を行いました。
  県文連の会員等25名が集まりました。超初心者からボチボチ初心者、中級者などなど、
  大変に丁寧にわかりやすく、  解説していただきました。
プロフィール

けんぶんれん

Author:けんぶんれん
鳥カルブログへようこそ!
担当の有田です
鳥取県内の文化交流事業を
ご紹介して行きます。
県文連は(水・土・日曜日・祝日)お休みです。

鳥取県文化団体連合会

〒680-0846
鳥取市扇町21番地
県民ふれあい会館3階
TEL・FAX 0857(21)2302
kenbunren@coast.ocn.ne.jp

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