8月31日オペラ魔笛おもしろ講座、終了しました。

芸術たのしみ広場「魔笛おもしろ講座」実施報告
去る8月31日、倉吉交流プラザ視聴覚ホールに於いて「芸術たのしみ広場」を開催いたしました。今回、県文連舞台分野5つの団体が協働して「オペラ『魔笛』おもしろ講座」と銘打ってオペラの楽しみ方を、分かりやすく知っていただく講座を持ちました。2015年度のとりアートのメイン事業は倉吉市に於いてオペラ「魔笛」に決定しており、その啓発活動も兼ねて、分かりやすく解説し、奥深い芸術の楽しみをひも解くものとなりました。
講師の中村敬一氏は、豊富な演出経験をもとに、今まで知られていない「魔笛」の成り立ちを細かく解説し、要所では、主要なアリアやアンサンブルを生演奏で聴かせるなど、素晴らしく贅沢な講座でした。更に映像を使いながら説得力のあるお話で、聴衆の満足度を高めました。
「魔笛」は、フランス革命2年後に作られた庶民のための作品であり、フリーメイソンの基本理念「自由・平等・友愛・寛容・人道」を謳い上げ、人間の理性が勝利する物語になっており、現代の世相の中で私たちが求める芸術の、真の芸術を楽しむことの意義を感じさせるものになりました。

