日本舞踊の古き良き伝統、発見を!

11月22日(日) “吉月をどり”関係者は、舞台の支度、出演、手伝い等々、終演後そとの風に肌寒さをやっと感じることでした。
今回も昨年好評だった茶席をロビーに設け、幕あいのくつろぎに一服楽しんで頂け、又、別の催し物として故人・現役の社中指導者の舞台写真の展示をホワイエで開催しました。好評でしたが、案内表示が判りにくく気付かないお客様も居られたとのことで、次年度に再開催を見当します。
舞台は親子体験教室、子供の育成事業、ワークショップ等、日本舞踊を理解して頂く為の工夫を重ねています。徐々にその成果の兆しが現れ、ワークショップで扇の話、所作の話、「あぁ、そういう事だったのか!」と関心をもっていただける事が何よりの収穫、古典舞踊が「長い、難解」という意見にも、お客様の知識に助けられたのか好評でした。
出演した小学生が「舞台を踏むと気持ちの良い音がした。」と感想をアンケートに書いていました。能・日舞では、舞台の上に所作台という檜の板をひきます。すべりも良いですが、何よりも踊っていて踏むと良い音がします。その話はワークショップでも出て、知識というより実感として感じたのでしょう。「先々楽しみかな!?」と思ってみるしだいです。
沢山の方に、日本の古典舞踊の所作や知識を知り深く味わい楽しんで頂ける様努力を重ねて居ります。来年は11月6日です。どうぞ「吉月をどり」(鳥取市民会館)へお運び下さい。違った何かを発見して頂けると思います。 県日舞連合会代表 花柳 鮎

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