2016年 ごちゃまぜ講座 受賞作 発表!!!

今年で第六回を迎えた「ごちゃまぜ講座」を、7月18日に米子コンベンションセンター「ビックシップ」で開催しました。
短歌・俳句・川柳の協会が合同で行うという他に類の少ないユニークな会で、参加者は70名でした。
参加者が今年のお題「祭」で作品を提出し選者の先生が選考。
それぞれ最優秀賞1名、優秀賞2名、がいな賞3名を表彰しました。
短歌 受賞作
【 最優秀賞 】
家中の 卓つぎ足して祭の夜 昔ながらの母の手料理 ( 大谷 正子 )
【 優秀賞 】
投稿歌 ポスト抉じ明け直したく“あとの祭“は欠伸の数ほど ( 長谷川 和子 )
万灯の提灯揺れて あかあかと青年の志気 夜空に躍る ( 大塚 恵子 )
【 がいな賞 】
「きぬむすめ」受けし評可は特Aで 収穫祭は朝まで続く ( 門脇 かずお )
竿灯が万灯みとめ 仲なおり がいな祭で共演はたす ( 後藤 宏之 )
「好きだよ」と打ち明けくれし祭の夜 今も聞こゆる亡き彼の声 ( 坂口 恵子 )
俳句 受賞作
【 最優秀賞 】 作業衣を脱ぎ 正座して祭笛 ( 成田 奇雨 )
【 優秀賞 】 巫女連の 裾ひるがへし 祭笛 ( 佐藤 夫雨子 )
海彦へ 打ち込む祭太鼓かな ( 出木 俊子 )
【 がいな賞 】 御輿蔵 開けて待ちゐる 祭かな ( 坂口 恵子 )
宵宮の 厨を仕切る 山の神 ( 吉野 勇雄 )
夏空の 太鼓の音に 気がはやる ( 橋本 慎一 )
川柳 受賞作
【 最優秀賞 】 日本海逆さまにして大花火 ( 竹信 照彦 )
【 優秀賞 】 悲しみも心に秘めてするまつり ( 大塚 恵子 )
夏祭りホタルも恋も生まれたね ( 寺沢 典子 )
【 がいな賞 】 まな板の 上で始まる カーニバル ( 門脇 かずお )
お喋りを たくさん飾る 雛まつり ( 湯浅 俊久 )
おまつりの 裏方ほこり持っている ( 加島 修 ) 以上
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