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第46回鳥取県民短歌大会  (報告)


第46回鳥取県民短歌大会を11月12日(日)に倉吉交流プラザで開催いたしました。
参加者は約100名。午前中は3分科会にわかれて応募短歌の合評会を行いました。
午後は歌人大島史洋さんの「歌の交差するとき」という演題の講演をお聞きし、その
後表彰式と作品講評を行いました。
結社を超えての合評会は和気藹々と進みましたが、戦争の短歌が今年は少ない等
の意見もありました。インパール作戦や山下清の牛の戸焼きの壺の話のあった分科
会もありました。大島さんは、近藤芳美の自伝小説『青春の碑』をベースにしつつ、
近藤芳美とその妻年子との有り様、土屋文明との関わり等について気持ちのこもった
講演をされました。
小中高校生の部の鳥取県知事賞は、
「まえば二本ぬけたわたしに母さんがまい日言うよかわいいかわいい」
(中ノ郷小学校2年 西村結芽さん)、
一般の部の鳥取県知事賞は
「ふる里と何時かこの子も言うだろう 並んで飛ばす畦のたんぽぽ」
(鳥取市 平尾潤子さん)でした。
審査員の西尾憲治さんが小中高校生の部、同じく審査員の北尾勲さんが一般の部の
講評をされ、聴衆の皆さんの今後の短歌づくりの参考になったのではないかと思います。
ご協力、ご出席くださいました皆様ありがとうございました。     事務局  井上
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「第14回鳥取県民謡まつりin鹿野」      鳥取県民謡連合会会長 佐藤松弘美

去る11月5日(日)鹿野町総合福祉センターにおいて「第14回鳥取県民謡まつりin鹿野」を開催いたしました。鹿野町近隣のお客様方約140名をお迎えし16演目、66名が出演しました。三味線・尺八・太鼓の伴奏に合わせて、滑稽な「安来節どじょう掬い」や「さいとりさし」、そして「牛追い掛節」の親牛、子牛の着ぐるみが、客席狭しと動き回る姿に会場が盛り上がるなど、客民謡
席とステージが一体となった民謡まつりとなりました。「宇治傘踊り」では、若い女の人の傘踊りも見られ「宇野三ツ星盆踊り」では、小学1年生の児童が太鼓打ちデビューを果たすなど、次世代への伝承に繋げることが出来ました。「智頭町民音頭」や、若い唄声の「因幡大国舞」など、生伴奏、生唄で、民謡舞踊が付くなど、楽しく、客席の笑いや、拍手が鳴り響き、晴天の秋空の中、今年も無事に「鳥取県民謡まつり」を終了することが出来ました。

第41回鳥取県川柳大会 報告

2017_10_28川柳

第41回鳥取県川柳大会
 
去る10月28日(土)倉吉未来中心において、開催されました。昨年の大会は、鳥取県中部地震の為、止む無く中止に致しましたが、今年こそはという思いで会場も選者も昨年通りで行いました。
 時折り小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、近県からの参加もあり、欠席投句者を含めて151人の参加がありました。ジュニアの部には303人の応募がありました。
 開会は午後1時で、7題につき入選50句が次々に披講されました。会場は頷いたり時に爆笑したりと、いつもながらの楽しいひとときが流れました。近年は川柳人口は増えているのですが、個人で活動する人が多くなり、会に所属して頑張ろうという人が減少傾向にあります。これも時代の流れというところでしょうか。しかし、このように愛好家が集まっての大会というのは独特の雰囲気があり、これを継続していかなければという思いです。
 
当日の最高賞は以下の通りです。
 
一般の部 知事賞  「図星」「少年のうなじに放火する図星」  徳長怜子
 
ジュニアの部 天位  「絵」 「太陽を真ん中に描く平和な日」  真島 凉
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