第四十二回鳥取県川柳大会 [報告]

第四十二回鳥取県川柳大会
平成三十年十月二十七日に鳥取県川柳大会が米子市コンベンションセンターで開催された。
当日は曇天でやや寒い中での開催となったが、会場は出席者百二十名の熱気で溢れていた。
なお、欠席投句者は三十六名であった。 休憩時間にはアトラクションとしてマジックが披露され
和やかな空気に包まれた。
出席者は県内と島根県の愛好者が主体であり、選者は県内、島根県、和歌山県から出席をい
ただき、各選者の様々な個性による選句がされた。 各課題で天の句に選ばれた句が表彰対象
となり、結果は次の通りとなった。
〇鳥取県知事賞 新家完司(琴浦町) 神さまがそっと覗いている白夜
〇鳥取県議会議長賞 藤井寿代(松江市) 恋は今センターライン追い越して
〇米子市長賞 斉尾くにこ(北栄町) ゆるゆるとゆりもどされる葦の船
〇米子市議会議長賞 小谷美ッ千(鳥取市) アルバムを開くと菜の花が揺れる
〇新日本海新聞社賞 倉益一瑶(鳥取市) わたくしの絵には大きな窓を描く
〇鳥取県川柳作家協会長賞 上田宣子(鳥取市) 妖精と信じて魔女を産んだ森
〇鳥取県川柳大会実行委員長賞 田中天翔(鳥取市) 山と谷折って祈りの千羽鶴
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