やっぱり 「第九」!!

毎年開催されている~県民による「第九」~が、今年は12月22日(日)鳥取市のとりぎん文化会館・梨花ホールで開催された。この催しは、昭和60年の「わかとり国体」を契機として開かれて以来、毎年東部・中部・西部持ち回りで開催されるようになった記念事業で今年33回目を迎え、東部では12回目となる。
今回観客数は932名で、観客も演奏者の一人となって奏でていった。オーケストラ70名、合唱参加者145名。これだけの人達が一堂に会し、第九に集中した。
限られた練習回数でこの雄大な曲を仕上げることはよほど息が合わないと出来上がるものではないが、そこをまとめるのが指揮者。今回の指揮者は初めて迎える米津俊広氏。のびのびと、しかし細やかに奏でるその指揮棒はベートーベンを余すところなく表現された。
あっという間に時は過ぎ、年末のひと時を濃密な時間に変えて人々を包みこんでいった。

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