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やっぱり 「第九」!!

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 毎年開催されている~県民による「第九」~が、今年は12月22日(日)鳥取市のとりぎん文化会館・梨花ホールで開催された。この催しは、昭和60年の「わかとり国体」を契機として開かれて以来、毎年東部・中部・西部持ち回りで開催されるようになった記念事業で今年33回目を迎え、東部では12回目となる。
今回観客数は932名で、観客も演奏者の一人となって奏でていった。オーケストラ70名、合唱参加者145名。これだけの人達が一堂に会し、第九に集中した。
限られた練習回数でこの雄大な曲を仕上げることはよほど息が合わないと出来上がるものではないが、そこをまとめるのが指揮者。今回の指揮者は初めて迎える米津俊広氏。のびのびと、しかし細やかに奏でるその指揮棒はベートーベンを余すところなく表現された。
あっという間に時は過ぎ、年末のひと時を濃密な時間に変えて人々を包みこんでいった。

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観世流・喜多流・宝生流合同能楽祭 [ 報告 ]

2019_12_01  能楽祭

観世流・喜多流・宝生流合同能楽祭
  
令和元年12月1日(日)鳥取市文化ホールにて、会員50名が連吟(れんぎん)「松虫」など6曲、仕舞(しまい)
「大江山」など6曲、独調(どくちょう)「小鍛冶」、舞囃子(まいばやし)「鞍馬天狗」、リレー能「羽衣」、ワークショップ
「謡(うたい)、仕舞、鼓(つづみ)、能面」を熱演した。
 発表会で終わらないよう、工夫をしてリレー能とかワークショップを数年前から取り入れてい
るが、今回は観客が少なかった。                            
昨年の倉吉未来中心小ホールでは、友情出演の民謡踊りや他のイベントのお客さんが流れて来
て賑わったが、コラボレーションや会場環境は大切である。
 演目の中身を検証すれば、連吟、仕舞は会員から見れば初心者、ベテランのそれぞれの見どこ
ろはあるものの、部外者のお客さんには身内の発表会としか映らない。
 肩の力を抜いた「讃(さん)謡会(ようかい)」では、三流が連吟、仕舞を同一曲で演じ、相違する部分を楽しんで
るが、能楽祭にも取り入れ、客席の感想と舞台上の解説の交流をしてみようかと思っている。

『硯と毛筆文化の消息』令和元年度  第40回書道講習会 [報告]


令和元年度  第40回書道講習会
『硯と毛筆文化の消息』
講師 : 青柳貴史(青柳派4代目製硯師)
日時 : 令和元年12月1日(日) 10:00~11:45
会場 : 北栄町北条農村環境改善センター
参加者: 127名 (参加費無料)

今回の講習会に青柳氏をお招きして講演をお願いした訳は、昨年の第40回記念書道連合会展の青柳氏による素晴らしい24面の硯の特別展示に私たちがあまりにも感動し時期をずらしてでもぜひ講演を…、との思いがあったからである。お話は面白く、そして時に深く、あっという間に経過し残念な思いであった。中国の伝統的作硯のあり方と「製硯師」と名付けられた青柳派の製硯の違いなど詳しく説明、また社会活動として取り組んでいる「日常生活に毛筆文化を」との思いは私たちも全く同感で、今の時代、書の現場でもその意識を持って子供たちや若い人たちにこそ伝えていかねばと肝に命じた次第です。    書道連合会事務局長  岩田輝代

2019_12_01書道講習会
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鳥取県文化団体連合会、
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