裸婦研修会 報告

鳥取県美術家協会会長 加藤哲英
今年も県美術家協会主催の“裸婦研修会”を県内3会場で開催しました。9月に中部地区の伯耆しあわせの郷と東部地区の鳥取県立博物館、11月に西部地区の米子市公会堂で県美協の会員とそれ以外の一般参加者も合わせて楽しみの2日間の美術研修です。絵画で人物画の基本はモデルのデッサンやクロッキーによる骨格バランスの習得が必要です。県内にも多くの作家が研修を希望しても現実はなかなか機会がありません、ましてや裸婦モデルを描く事は個人では無理です。そんな中、県内で活動しております県美術家協会は、県文連の助成を受けて大阪のモデルクラブからプロの裸婦モデルを迎えて開催しています。一般の絵画愛好者も絶好の機会と毎年楽しみで研修に参加され、年1度の美術愛好者の懇親の場でもあります。ただ参加費のみでの開催は無理で助成金と合わせて経費を捻出し実行できる事は県の美術振興のためにも役立つと考え、今後も続けたい事業と考えています。
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