第48回鳥取県民短歌大会 終了しました
第48回鳥取県民短歌大会は、11月4日(月)、倉吉交流プラザで開催いたしました。
午前中は応募短歌の合評会等をおこない、午後は、歌人花山多佳子さんの講演、
表彰式、入賞作品の講評がおこなわれました。小中高生の部には424首、一般の部
には284首の応募があり、当日の参加者は約80名でした。3会場にわかれて行
われた合評会は、和やかに感想・意見等が活発に交わされました。少子高齢化、
警報、跡継ぎ等、現代社会の問題がさりげなく詠われた短歌に関心が集まり、
登場人物をはっきりさせた方がいいと言う意見と読者に任せた方がいいと言う
意見と議論が白熱する場面もありました。講演の花山多佳子さんは、「暮らしの歌」
という演題で、古代から現代までの暮らしの中の歌を取り上げられ、参加者からも
分かりやすくてよい講演だったという声が聞かれました。選者による入賞作品の
講評も、大人も児童生徒もそれぞれの短歌の良いところがよくわかったようです。

また、平成30年度に鳥取県内で発行された歌集の中から、歌人会賞が選定され
表彰が行われました。
スポンサーサイト