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【中止のお知らせ】 県民による第九 第9回倉吉公演


新型コロナウイルスの影響により、以下の公演は中止とさせていただきます。
ご理解いただきますようお願い申し上げます。

なお、チケットの払い戻し方法はこちらをご確認ください。
【受付期間:2022年2月1日(火)から2月25日(金)】
                     >>>公益財団法人鳥取県文化振興財団HP





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【延期のお知らせ】ミュージカル「雪の女王 ~アルマとエト~」


新型コロナウイルスの影響により、以下の公演は延期とさせていただきます。
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
チケットについては、延期前と同じ曜日のチケットとして延期公演でご利用いただけますので、大切に保管してください。

【延期公演日時】
 2022年4月30日(土)午後6時開演
     5月1日(日)午後2時開演

 

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2021鳥取県オーケストラ連盟演奏会鳥取講演【報告】

日時 令和3年10月17日(日)午後2時から4時
場所 とりぎん文化会館 梨花ホール
主催 鳥取県オーケストラ連盟 

 コロナ禍により昨年度は開催を控えたため、鳥取県オーケストラ連盟の演奏会は2年ぶりの開催となりました。
 東京から俊英の指揮者、米津俊広氏をお迎えし、情熱的な指揮のもと、メンバーも久しぶりとなるオーケストラ演奏を堪能しました。
 演目は、ワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番、ドヴォルザークの交響曲第8番という、クラシック音楽の定番ともいえるプログラムで、600人を超える聴衆の皆様から温かい拍手をいただきました。
 ピアノ協奏曲には鳥取出身で県外で研鑽を積み、鳥取に里帰りして演奏や指導で活躍する稲干あかりさんをソリストに迎え、悲劇的な趣のあるモーツァルトの名曲を、オーケストラと一体となって演奏しました。
 コロナ禍が続く中での開催で、練習や当日の運営も苦労がありましたが、お客様も数少なくなった音楽イベントとして大変楽しんでいただけたようで、アンケートでも大変好評をいただきました。

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第41回書道講習会 [報告]


第41回書道講習会

日時、令和3年9月5日(日曜日)
午前10時から11時45分
場所倉吉未来中心小ホール
講師 名児耶明氏 元(公財)五島美術館副館長

演題「かな書と日本の美」

コロナ禍の真っ只中、昨年、開催できなかった講習会を今年はコロナ対策に
最大限の注意を払い、開催にこぎつけた。
今回は柴山会長の発案で他の芸術分野の方々にもぜひこの話を聞いてほしいと
5名の方々(洋画家、陶芸家、美術評論家など)を招待した。
講師は自然の調和した美しさから学んだ日本人独特の美意識が、
かなの造形美を生み出したとし、自然の中にあるアシンメトリーの美を
取り入れる感覚が、料紙の作成やその他の芸術分野にも通じると話された。
また、二千円札裏面のデザインを取り上げながら日本の文字の豊かさを
解かりやすく解説された。

入場者入場者数117名   

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第23回合同写真展を開催   [報告]

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鳥取県写真家連盟の23回目となる合同写真展を8月20日から24日まで米子市美術館を会場にCOVID-19感染防止対策を徹底したうえで開催しました。
 合同写真展は、連盟に加盟する17の写真グループ所属会員の作品を一堂に展示する県内最大規模のもので、今年は165点の作品を展示しました。
 初心者から、個展や出版物で作品を発表しているベテランまでの会員がそれぞれの視点で表現したバラエティー豊かな作品を展示し、グループごとの特徴も感じられる見ごたえのある展覧会となりました。
 フィジカルディスタンスを確保しながら、多くの方に来場していただくことができました。会期中いろいろなご意見をいただきありがとうございました。

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『もっと知りたい!オペラ《ドン・ジョヴァンニ》レクチャー付きコンサート』  報告

鳥取オペラ公演事業
『もっと知りたい!オペラ《ドン・ジョヴァンニ》レクチャー付きコンサート』

鳥取オペラ協会では、とりアート2022でオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の公演を予定しています。
そのプレ事業の一環として、『もっと知りたい!オペラ《ドン・ジョヴァンニ》レクチャー付きコンサート』を
2021年8月21日梨花ホールで開催しました。当初小規模のレクチャー・コンサートと想定していましたが、
コロナ感染症予防対策として制限から、想定人数が収容できなくなり、
会場を梨花ホールに変更して公演しました。
 軽妙な中村敬一氏のトークに添って、ドン・ジョヴァンニの名シーンを繰り広げました。
何と言っても、ドイツで活躍する谷口伸氏による「ドン・ジョヴァンニ」役の歌唱は群を抜いて素晴らしく、
その歌声に触発された鳥取オペラ・メンバーのスキルアップが見られました。
特に、アンサンブル対応がこれまで以上に良くなり、来年度のオペラ公演は、更なる進化を遂げるでしょう。
県民の皆様に最高のオペラをお届けできるものと自信を深めました。
どうぞ、この先々のオペラ公演にご期待ください。
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創立5周年記念 鳥取洋画家協会展開催 [報 告]

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創立5周年記念 鳥取洋画家協会展開催

 鳥取洋画家協会は鳥取東部美術家協会として創立しましたが、活動範囲を
県内外に拡げ県民の皆様に洋画を楽しんで頂くよう名称変更して活動を続け、
今回5周年を迎えることが出来ました。
コロナ禍の時節柄中止も考えましたが、閉塞感を打ち破るためにも万全を期
して安全に県民の皆様に楽しんで頂くよう準備して開催しました。記念事業と
致しまして但馬地区のみならず兵庫県北部で活躍されている指導的立場に
居られる洋画家の皆様を御招待し、鳥取県民の皆様に力作をご披露させて
頂くように協力をお願い致しましたところ、快くご了解頂き豊岡美術協会、和
田山美術協会、但馬美術展の会長・役員等の6名の画家の賛助出品となり
ました。鳥取洋画家協会の会員にとりましても、作品を並べるだけでも刺激し
あい、互いに切磋琢磨出来る良い機会でした。但馬地域とは昔から経済交
流等が盛んでしたので、これを機に豊岡・但馬地域の画家の方々と絵画交
流が始まり、互いの文化の発展に寄与することができれば幸いです。昨今
コロナ禍で人と人の結びつきが希薄になっていますが、基本はやはり人と
人との関わりが大切だと考えています。初日に平井県知事にご来場頂き、
豊岡の画家の方々ともお話しされた事は貴重な出来事でした。コロナ禍の
中5日間で約7百名のご来場を頂きました事は本当に感謝です。

創立5周年記念 鳥取洋画家協会展 
令和3年3月24日~28日 とりぎん文化会館展示室
 鳥取洋画家協会  会長・事務局  中尾廣太郎

第22回合同写真展及び写真セミナー [ 報 告 ]

第22回合同写真展及び写真セミナー

 22回目となる鳥取県写真家連盟合同写真展を、2月26日から3月2日まで米子市美術館で開催しました。この写真展は、連盟に加盟する写真クラブの会員作品を一堂に展示する県内最大規模のもので、今年はバラエティに富んだ167点の作品を展示し多くの方にご来場いただきました。
 また、隔年に開催する写真セミナーを2月28日、写真家の若子jet先生を講師に招いて「ふれあいの里(米子市)」で開催しました。COVID-19の影響もあり、約75人の参加にとどまりましたが、先生の作品を見ながらお話しを聴いた後、先生の画像処理デモンストレーションにより作品を制作する上で役立つテクニックを学習しました。
質疑応答もあり、参加者は「とてもわかりやすく今後の作品作りに生かしたい」などと話していました。
2020年度合同展・セミナー報告用画像

第42回鳥取県書道連合会展 [報告]

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第42回鳥取県書道連合会展
令和3年2月18日~23日、倉吉博物館にて
東、中、西の各書連から選抜された150名による作品展を開催しました。今回展は特別展示として、理事以上34名による[童謡、唱歌を書く]と、第52回県高校書道選抜作品3点、国際交流展として台湾台中市書法学会の作品60点を展示しました。
大雪の為、開会式は10分遅れの開会となりました。
オープニングセレモニーでは、倉吉在住の若干13歳、新進気鋭のバイオリニスト市村梨理さんによる[バッハの無伴奏ソナタ第1番]と、巧みなアレンジによるエッジのきいた[ふるさと]を披露していただき、大変好評でした。その後、会場では柴山会長によるギャラリートークがあり、こちらも好評でした。

鳥取県オーケストラ連盟2月14日 米子公演 中止について [お知らせ]

鳥取県オーケストラ連盟 米子公演 中止について
                                         
鳥取県オーケストラ連盟の公演は、鳥取、倉吉、米子を年ごとに巡回して行っています。
今年は米子公演の年として、米子管弦楽団が主管となり、日本でトップクラスの演奏者を客演にお呼びすることにしていました。トップレベルの演奏を肌で感じることや、直接指導を受けることで、演奏の質の向上を図ることを楽しみに練習を行ってきました。
 練習に際しても安全に行えるようにとコロナ感染予防ガイドライン(別紙参照)を作成し練習をしてきました。
しかし、12月になると第3次感染が広がり東京では猛威を振るっている状況になってきました。12月13日に12月20日予定している東京からのゲスト奏者との練習を行うかどうか話し合いましたが、ゲストとも一緒にやってみたいという意見もあり最終結論を1月へ先延ばしにし、ゲストにはPCR検査を行って来ていただきました。しかしながら、実際の練習には医療関係者が感染のリスクを考え、欠席が目立ち弦楽器がほとんどいない状態での練習になってしましました。
この状況を踏まえ、12月27日に役員会を開催し、東京からのゲストを迎え、コロナの感染が落ち着かない状況の中、練習およびコンサートを行っても良いのだろうか。構成メンバーのなかに多数いる医療関係者、それも鳥取大学付属病院、労災病院、博愛病院、島根県の病院等、山陰の中核になる病院に勤務しているメンバーが多数参加している。練習を続けて大丈夫だろうかという不安が強くなりました。特にこの方々に感染させては、地域の医療へも多大な迷惑がかかるというリスクも考えなければならない。
新型コロナウィルスが未だ終息の見通しが立たない現況しにあり、来場を予定されている皆様、演奏会関係者の皆様、そして楽団員の健康面及び安全面を考慮し、残念ながら演奏会を中止することといたしました。
一時も早くコロナが収まり、以前のようにみんなが笑顔で集まり、演奏に没頭できる日を楽しみにしています。また、安心してコンサートへ出かけることのできる日が来ることを祈っています。   隅田誠
                0L6A9057.jpg           前回資料映像



ミュージカル『オズの魔法使い』  [ 報告]

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鳥取県ミュージカル連盟 第6回 合同公演
ミュージカル『オズの魔法使い』    ~令和2年12月20日(日)米子市文化ホール~

県内のミュージカル団体が集まって、ミュージカル連盟を結成して、早いもので7年になりました。毎年合同公演を重ねて、人的交流だけでなく、道具の貸し借りに至るまであらゆる面で協力が出来るようになりました。今年は連盟所属団体の合同研修会、懇親会も予定していましたが、コロナ過の社会情勢によって延期になりました。
今年はコロナウィルスによって大変な年になりましたが、感染予防対策をしながら、毎週練習を重ねて12月の公演を迎えました。ガイドラインを守って、客席の半分の定員でしたが、ホールの規制が9月に解除され急遽、客席の拡大で80%に変更しました。感染防止対策をしっかり計画し「絶対に感染者を出さない」を合言葉に保護者スタッフ総出で入場チェックを行いました。
作品は皆さんがよくご存知の「オズの魔法使い」です。テーマ曲の「虹の彼方に」は世界中でよく知られ歌われています。子供から大人まで誰もが心から楽しめる作品ですので、家族での集客を心がけました。おかげで客席には多くの子どもたちの姿がありました。
そして今年は今まで以上にミュージカル連盟を広く県民の皆様に知っていただくために、テレビ、新聞などの広報宣伝を重点的に計画したり、ホームページなどインターネットを活用した情報拡散を実施しました。又、衣裳や大道具、小道具などの質的向上に努めたり、音響、照明などの演出効果の研究を進めました。
アンケートの顧客満足度も98%を達成し、感染者ゼロも達成しました。
これからもミュージカル連盟の活動にご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

第25回鳥取県美術家協会展 【 報告 】


第25回鳥取県美術家協会展を令和2年12月16日から鳥取市の鳥銀文化会館で開催いたしました。今回は節目の事業となりますので協会の研修事業で毎年実施しています裸婦研修会での作品も特別展示として併設しました。裸婦研修は県文連の助成で実施している事業で、個人では実施ができない研修を県内東、中、西の三地区で開催し、一般にも参加を開放して好評いただいている事業です。会員作品を展示した協会展の部は各自それぞれのテーマで個性あふれる作品が並んでいます。「裸婦研修会」作品の部は会員の研鑽の場でもあり作家として刺激を受けあう有意義な催しでありました。今年は新型コロナウィルス感染防止対策のため開会式は取りやめとし、少し残念な思いもありますが仕方ありません。当協会事業は例年と変わりなく実施できましたことを関係者に感謝申し上げます。早く感染症が収束し通常の作家生活動ができることを望んでいます。   鳥取県美術家協会  会長 加藤哲英

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第27回 観世流・宝生流・喜多流 合同 能楽祭 [ 報告 ]


第27回 観世流・宝生流・喜多流 合同 能楽祭 
令和2年12月6日(日)米子市文化ホールで開催された能楽祭は、米子、倉吉、鳥取と3地区を毎年巡回し県内に古典芸能「能」を広く普及しようと続けている。来年は、倉吉地区の番ですが数名残っていた地区会員の老齢化が極まり、会場準備等の重責に無理は出来なくなり、飛んで鳥取地区で開催することにしている。当日は、ここ数年定番となっている「ワークショップ:謡(うたい)、仕舞(しまい)、鼓(つづみ)」と「リレー能:竹(ちく)生(ぶ)島(しま)」に、今回から「共通連吟(れんぎん):紅葉狩(もみじがり)」、「共通仕舞(しまい):松風(まつかぜ)」を加え、三流派の特徴について客席との意見交流を試みたが、主催者側の解説の一方通行に終わった。それでも、折角だから、ぜひ披露したい曲もということで、仕舞「大江山(おおえやま)、野宮(ののみや)」と独調(どくちょう)「善(う)知(と)鳥(う)、清(きよ)経(つね)」の自由発表を加えた。
 今後は、共通連吟と共通仕舞は続けても客席との意見交流の工夫が必要であり、ワークショップも中身に進化が欲しく、リレー能も3曲「羽衣(はごろも)、船弁慶(ふなべんけい)、竹(ちく)生島(ぶしま)」が3周目に入り、1部分でも熟達の片鱗が見られるよう精進が望まれる。         (鳥取県能楽連合会 会長 近藤 光)

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第25回鳥取県俳句大会 【 結果発表 】

令和2年度の鳥取県俳句大会はコロナの影響を受け中止となりましたが、応募いただきました作品に
つきましては、厳正な審査の上受賞作品を発表いたします。受賞された方々大変おめでとうございます。

【一般の部】

鳥取県知事賞      節くれの指が自分史大根蒔く      琴浦 山本 俊子

鳥取市長賞       帰省子の戻れぬ家の広さかな     米子 大谷 正子

鳥取県俳句協会長賞 流れ星又一つ消す住所録        米子 沢田 有湖

鳥取県俳句協会賞  病める地の空の自由に小鳥来る     三朝 長安 節子
    〃         日向ぼこさらつてゆきし路線バス    鳥取 山下 暁人
    〃         きらきらと光をねぢり鳥威         鳥取 椋  則子
    〃         山のカフェ静かに混みて夏に入る    鳥取 浜田 公惠
    〃         縄文の炎は斯くや曼珠沙華       米子 角森 みほ子
    〃         銀漢のひとつの星となりし吾子     鳥取 上村 いたる
    〃        絵日記も最後のページ法師蝉       琴浦 定常 まゆみ
    〃        夜濯や野良着に残る日のにほひ     鳥取 尾田 美智子
    〃        天の川砂丘の空のある限り         米子 由木 みのる
    〃        蜻蛉のとまり定まる草の先         鳥取 髙田 栄子

佳作       語り部を受け継ぐ少女原爆忌    琴浦  森長 弘子
          母がりの産後養ふ泥鰌汁      米子  大下 秀子
          忘れても今を生く夫夕端居     米子  伊藤 明美
          水鉄砲日を撃てば日も撃ち返す   米子  近藤 静子
          酔芙蓉閉じて始まるコンサート   米子  篠原すみ子
          マスカット花占いのごとく食む   伯耆  頼田みち子
          今朝の秋一輪挿しの中にあり    八頭  茗荷 恵子
          大山は大き水甕田水張る      大山  入倉 史子
          明易し宿の訛りに目覚めたる    鳥取  髙田 愛子
          冬ざれの街角募金箱の赤      鳥取  谷岡 幸江
          海峡を潮の急げる十三夜      米子  大下 秀子
          風あれば風を通して盆座敷     鳥取  浜田 公惠
          オンラインミサに潜める蟬時雨   鳥取  石尾 正子
          自家受粉さなかの棚田稲びかり   境港  重盛 弘行
          万感を眼に只今の帰省かな     米子  堀江 典子
          農継ぐと決意の瞳秋の空      米子  小林 澄子
          虫干や形見の品のしつけ糸     米子  岩﨑扶季子
          抽出しに西日をしまひ退勤す    鳥取  田原 悦子
          見られゐて蟷螂斧を下げられず   鳥取  西村 史子
          秋暑し山にナラ枯れてふ病     伯耆  松本 素子


【 子どもの部 】
 
鳥取県知事賞     にゅうどうぐもすごくおおきなちからこぶ  福米東小一 万木奏人

鳥取県教育長賞   夕やけを背負って走る帰り道    美保小四  西山彩乃

鳥取県俳句協会長賞 塾終わり迎えの母と虫をきく     湯梨浜学園中二 米原瑠郁

優秀賞      夕暮れに上向く蛇口夏来る      若桜学園中三 山根永嗣
          木の実落つ祖父と歩いた散歩道   日野中三   住友美雨
          コスモスで花占いの下校道      中山中三   二宮温香
          ランドセル揺れて輝く新入生     若桜学園中三 井口虎汰郎
          赤蜻蛉夕日をめがけ飛んでいく    中山中三   西山享吾
          あまがえるあめのシャワーがうれしそう 若桜学園小一松本智子
          しもがおりはっぱも土もかがやくよ  若桜学園小三伊井野結羽奈
          緊張と改札抜ける受験生       若桜学園中三 山口結菜
          風船を両手で握る子供かな      若桜学園中三 小林愛美
          こいのぼり家族みんなで泳いでる   富桑小四  下田梨月佳作

佳作       桜咲くピンクで染まる通学路     中山中三  谷口桃子
          とり立ての梨にみんなの手がのびる  美保小四  衣笠心優
          ねむくなるプールのあとの五時間目  美保小四  西山寛崇
          宿題を一つずつ消す夏休み     中ノ郷小四 佐々木りな
          かやの中家族みんなでざこねする   西郷小五  坂本真之
          眠ってる妹背負い雪の中       中山中三  高橋優歌
          まめまきでおにになったよくすぐったい若桜学園小二梶原大和
         子の牛どうかゆっくり帰りゃんせ  北斗中三  岩﨑仁美
         じじじじじまどにはりつくせみの声  城北小五  白間由渚
         夕やけがむかえに来ている夏の海    美保小四  田中そう
         むらさきのきれいなカーテンふじのはな 富桑小四 横山芹奈
         応援歌響かぬ夏や無観客        岸本中三 松下虎ノ介
         おおみそかそうじそうじと日が暮れる  桜ヶ丘中三森田彩斗
         しゃぼん玉風にふかれて旅をする    桜ヶ丘中三 野村 萌
         夕焼けで今日一日をふりかえる     桜ヶ丘中三 松川春香
         あげはちょういったりきたりレモンの木 上北条小二住山莉子
         夏の雨わたしのかさで鈴になる     美保小四 濱野華沙
         ミンミンと鳴くセミ森の合唱団     中ノ郷小六 藤原明凛
         平泳ぎ足の動きを覚えたい       中ノ郷小五 倉谷優希

奨励賞   夕焼けをながめる祖父の背をながめ    中山中三 三好風汰
        桜の花よろこびながら散りにけり   後藤ケ丘中三 髙木海翔
        ははのひだあにといっしょにサプライズ 若桜学園小一平口稀子
        案山子はね田んぼの中の守り神    若桜学園小六 山田美優
        北風の吹くなかぼくはきみを待つ   桜ケ丘中三  岡村 唯
        じいちゃんよりぼくが上手だとんぼとり  弓ヶ浜小五遠藤春輝
        モンシロチョウ菜の花畑でかくれんぼ   美保小四 山野絢音
        カルタ取り耳をすまして聞き分ける    美保小四 尼子曈矢
        梅雨入りし町を色どるかさの花      美保小四 倉光颯人
        見上げれば入道雲が大いばり      中ノ郷小六 稲田結斗
        いもむしをはこぶありさんちからもち   西郷小二 矢野 瑛
        風そよぐ会話も弾む夏木立        岸本中三 浜田 紬
  以上


第49回鳥取県民短歌大会【 結果発表 】

今大会はコロナの影響で大会自体は中止となりましたが、県内から応募いただきました作品に
つきましては、厳正な審査の上受賞作品を発表いたします。受賞された方々大変おめでとうございます。

【一般作品】

Iターンしたる若者蕎麦の花を咲かせて郷に一歩踏み出す 大山町 表   いさお 鳥取県知事賞
たらちねの母にかけゐる吾が声は音とし耳に届きたるらし 米子市 佐 伯 立 子 鳥取県議会議長賞
中学生が空気を入れに来るだけの小田自転車店は今日も開いている 米子市 勝 部 良 子 鳥取県教育長賞
因州和紙に魅かれて集う仲間らと山折り谷折り向日葵咲かす 鳥取市 世 古 早 苗 倉吉市長賞
身罷りし友の最後のメールには「またね」と笑う犬が手を振る 米子市 湯 浅 俊 久 倉吉市議会議長賞
食べるたべる年の差九十十二人わたしの作った西瓜をたべる 鳥取市 福 政 満寿美 倉吉市教育長賞
櫛見せてはにかんでいた滋さん還らぬ娘の父のまま逝く 鳥取市 日下部 恵 子 新日本海新聞社賞
三冊の十年日記読み返す夫の好みしモカを飲みつつ 倉吉市 三 好 和 恵 歌人会賞
叔父の名を刻みし「平和の礎」あり沖縄慰霊の日の番組に 米子市 米 山 ちはる 歌人会賞
海色の袋をゆらし五歳の子ふりかえり又その母を見る  湯梨浜町 関 本 悦 子 歌人会賞
緊急事態宣言出る日打吹の夜桜照らすスーパームーン   倉吉市 中 井 孝 子 歌人会賞
長崎の生月島に四百年唱はるオラショのこゑ重々し   琴浦町 井 木 範 子 歌人会賞
下ろされて畳の上に三つ打つ柱に五十年掛かりいし時計 倉吉市 谷 本 邦 子 入選
炎天にかぼちゃ地を這い母白き服を着ていし終戦の日よ 北栄町 桑 田 のり代 入選
美術館出づると秋の日やわらかに街路樹つつむここも絵のなか    鳥取市 牛 尾 可奈子 入選
黒土の畑に沁みゆく雨音に耳澄ましをり傘をたたみて        鳥取市 森 田 敦 子 入選
絵本読み手遊戯せんと児らに向くフェイスシールドすっぽり被り     境港市 澁 谷 博 子 入選


【小・中・高作品】

静寂のフリースローは跳ね上がりまっすぐ落ちて沸き立つ歓声     岸本中学校 二年   生駒 七星  鳥取県知事賞
よしいくぞペダルふみこみすすむみちせみのなきごえみみにしながら 中ノ郷小学校一年  竹田 翔美  鳥取県議会議長賞
大山の天空リフト目の前に光かがやく海が広がる        岸本中学校  二年  長谷川 虹実 鳥取県教育長賞
コンクール中止になって演奏会母に聞かせたユーフォの音色 湖東中学校 一年  玉江 きらり  倉吉市長賞
スタート台目標さだめ強くけり大きくかいた一かき一かき        中ノ郷小学校五年   西村 結芽 倉吉市議会議長賞
友達の思いを聞いて社会の目ばっか気にしていることに気付く 中ノ郷中学校二年  川島 颯太 倉吉市教育長賞
新曲でロングトーンがつらすぎてかおがまっかな吹奏楽部        福生中学校二年  矢田貝心々和 新日本海新聞社賞
夏祭り今年は家ですずっこだ妹まけずまねしておどる        中ノ郷小学校三年  木野 陽菜 県歌人会賞
ぬぎ捨てたくつ下二つのきょり感をながめていればはと時計鳴く 中ノ郷小学校六年  森田 結菜 県歌人会賞
おじさんのけっこん式の神社から水ぞく館にみんなで行った 西伯小学校三年   佐藤 陽花子 県歌人会賞
目が合うとうれしいはずが目をそらしもっと見たくてでも見れなくて 桜ヶ丘中学校三年  伊藤 千夏 県歌人会賞
年毎に祖母と行った墓参り切り花抱え今年は一人        日野高等学校三年  石井 美咲 県歌人会賞
ハムスターさわるとふわふわ気持ちいいまるくなったら大福みたい   岩倉小学校 四年   植田 ひなの 入選
弟が生まれて家ぞくがふえてからかわったものは新れいぞうこ 西伯小学校二年   松藤 果南 入選
はじめての野菜作りに挑戦だおいしくなあれ私のトマト        日吉津小学校六年   井原 茉望 入選
夏祭り人にまぎれて手をつなぎさあ始まりだドキドキサマー        桜ヶ丘中学校三年 山下 雅司 入選
リバウンドのパスをもらう「どこにパス?」コーチが言った「お前が行け」と  岸本中学校二年 勝中 菜花 入選


【一般の部 互選賞 】

中学生が空気を入れに来るだけの小田自転車店は今日も開いている 米子市 勝 部 良 子 25
Iターンしたる若者蕎麦の花を咲かせて郷に一歩踏み出す 大山町 表   いさお         24
教科書にきっと載るだろうコロナ禍は百年先のもっと先まで 鳥取市 野 島 綾 子         20
美術館出づると秋の日やわらかに街路樹つつむここも絵のなか 鳥取市 牛 尾 可奈子 19
食べるたべる年の差九十十二人わたしの作った西瓜をたべる 鳥取市 福 政 満寿美 18
海岸にたった一人の釣り人が律儀にマスクし竿振る五月 米子市 生 田 麻也子         17
合宿のキャンプファイヤーに星空を仰ぐふりして先輩見ていた 鳥取市 坂 本 恵 子 16
ベッドより抜け出て舅は亡き姑の盆提灯の明かりに眠る 鳥取市 服 部 範 子         16
画面越しに手を伸ばしくる一歳を抱けぬ淋しさコロナ禍の盆 鳥取市 萩 原 美 雪 16
はつなつのシロツメクサを王冠にあみて差し出す遅刻せし子は 琴浦町 中 本 久美子 16
洗ふ手に指輪ほろりと落ちてくるこの冬を越す力が欲しい 米子市 福 井 歳 子        15
つぎはぎの心に縫った赤い糸ぷっつり切れて曼珠沙華咲く 三朝町 長 岡 陽 子        15
櫛見せてはにかんでいた滋さん還らぬ娘の父のまま逝く 鳥取市 日下部 恵 子        15
因州和紙に魅かれて集う仲間らと山折り谷折り向日葵咲かす 鳥取市 世 古 早 苗 14
からつぽの虫籠並べ空みる児盆が来るから帰してあげた 鳥取市 房 安 栄 子        14
居間に置く扇風機仕舞えば人ひとり居なくなりたる淋しさ残る 境港市 片 桐 広 恵 14
空蝉の会と称してぬけがらが五人集ひて終活語る 鳥取市 町   宗 江        12
中干しの田の足あとに集まれる豊年エビを井手に放てり 米子市 橋 本 愼 一        12
金田川に蛍の舞えば今年また逢瀬のように水辺へ向かう 南部町 生 田 延 子        11
たまさかに目覚のおそき朝なればひそと寝顔を妻はうかがう 三朝町 神 原 泰 弘 11
薫風に乗りて連凧昇りゆくコロナ退散の文字はためかせ 大山町 荒 井 玲 子        11
コンビニの前で子犬を抱き上げる若き僧侶の白いジーパン 八頭町 滝 田 倫 子        10
はじめての線香花火におどおどと二歳児は振り向き母の手さがす 鳥取市 前 田 絹 枝 10

 雨のち晴れに恵まれた古典芸能 体験事業 「梨花薪能」

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コラージュ

 雨のち晴れに恵まれた古典芸能体験事業
「梨花薪能」
          

令和2年10月31日(土)とりぎん文化会館 中庭 特設能舞台で開催された10数年ぶりの薪能は、多くの関係者の願いを天が聞き届け、前日の時々雨から打って変わって日本晴に恵まれた。前日、出来上がった特設能舞台はブルーシートで覆われ、地元出演者のリハーサルは梨花ホ―ル大舞台で行われた。当日、第1部地元愛好者の舞囃子(まいばやし)「高砂(たかさご)」、「実(さね)盛(もり)」、「巻絹(まきぎぬ)」、「須磨(すま)源氏(げんじ)」、連吟(れんぎん)「頼(より)正(まさ)」、「隅(すみ)田川(だがわ)」「黒塚(くろづか)」の頃は強風で、袴(はかま)や謡本(うたいぼん)がめくれるほどであった。 第2部の始まりに、新型コロナウイルス感染の収束を祈り、能楽師うち揃い能「翁(おきな)」の詞章「神歌(かみうた)」がサプライズで吟(ぎん)ぜられた。 狂言「寝(ね)音曲(おんぎょく)」で観客を笑いでほぐし、いよいよ能「小鍛冶(こかじ)」の頃は篝(かがり)火(び)が闇に立ち登り、皷(つづみ)が背後の会館の巨大なガラス壁
に木霊(こだま)し、白装束の霊(れい)狐(こ)が怪(あや)しくも勇壮に舞い街(まち)中(なか)の庭という空間を忘れさせる不思議な幽玄の世界に暫(しば)し浸(ひた)った。(鳥取県能楽連合会会長 近藤 光)

ミュージカル『オズの魔法使い』 鳥取県ミュージカル連盟第6回合同公演 12月20日

鳥取県ミュージカル連盟第6回合同公演
ミュージカル『オズの魔法使い』
    ~令和2年12月20日(日)米子市文化ホール~

県内のミュージカル団体が集まって、ミュージカル連盟を結成して、早いもので7年になりました。毎年合同公演を重ねて、人的交流だけでなく、道具の貸し借りに至るまであらゆる面で協力が出来るようになりました。今年は連盟所属団体の合同研修会、懇親会も予定していますが社会情勢によって延期になりそうです。
今年はコロナウィルスによって大変な年になりましたが、感染予防対策をしながらも、毎週練習を重ねて12月の公演を目指しています。現状のガイドラインを守って、客席の半分の定員などの感染防止対策をしっかり計画したいと思います。作品は皆さんがよくご存知の「オズの魔法使い」です。テーマ曲の「虹の彼方に」は世界中でよく知られ歌われています。子供から大人まで誰もが心から楽しめる作品ですので、皆様のご来場を心よりお待ちしています。
そして今年は今まで以上にミュージカル連盟を広く県民の皆様に知っていただくために、テレビ、新聞などの広報宣伝を重点的に計画したり、ホームページなどインターネットを活用した情報拡散を予定しています。又、衣裳や大道具、小道具などの質的向上に努めたり、音響、照明などの演出効果の研究を進めています。
これからもミュージカル連盟の活動にご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

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鳥カル研修会終了しました

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10月5日(月)13:30~15:30
   県民ふれあい会館5階 講義室にて
   「超初心者でもわかるZoom」 と題して 講師に山口翔馬氏(Lifefix代表社員)をお迎えして
  研修会を行いました。
  県文連の会員等25名が集まりました。超初心者からボチボチ初心者、中級者などなど、
  大変に丁寧にわかりやすく、  解説していただきました。

超初心者でもわかるオンライン会議!!!

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鳥取洋画家協会展が、県民文化会館で3月25日~29日の日程で開催された。IMG_6414.jpg

鳥取県内で活動する会員40名が1点ずつ出品した。作家それぞれがテーマを持ち、
多彩なジャンルで描いており、力量的には充実した力を持つ展示となった。
今回展は、新型コロナウィルスの影響もあり、観客数が半減したが、
次回はより一層の精進を続けたいと語っていた。

鳥カル研修会 【 報告 】

鳥取県文化団体連合会令和元年度鳥カル研修会 結果概要

1 日 時  令和2年2月28日(金) 午後1時30分~午後3時30分
2 会 場  県民ふれあい会館 5階講義室     3 参加者  35名

講演   演題 : 「戦後の鳥取美術と文化」   

       講師 : 筒井宏樹氏(鳥取大学准教授)

       内容 :  戦後75年。鳥取の美術と文化はどのような変遷を辿ってきたのでしょうか。疎開と芸術家たち、鳥取大火、鳥取大学開学、芸術家集団などをテーマに、当時の社会状況を踏まえて戦後から1970年代までを中心に詳しく検討して頂きました。また、1969年に鳥取砂丘において空前の規模のグループ展示を行った前衛芸術家集団「スペース・プラン」についてもご紹介いただきました。彼らの自由で意欲的な活動を紹介頂き、鳥取で文化活動をすることの可能性について考える契機となったと、参加者も筒井先生の熱い講義に、大満足ともっと聞きたいという声が仕切りでした。
 
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県文連 より 【お知らせ】 です!

2019県文連ブログ

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第41回鳥取県書道連合会展 [ 報 告 ]


第41回鳥取県書道連合会展  

日時:令和2年1月31日から2月4日
会場:米子市美術館 第3、4室

上記展覧会が好天の中開催された。出品者は150名(東、中、西3地区から50名ずつ選抜)と高校生3名の計153名。 特別展示として「童謡、唱歌を書く」「第51回鳥取県高校選抜作品」次世代育成を目的として県高校選抜作品3点を展示した。「童謡・唱歌を書く」は相変わらず人気があり、アンケートの感想もすこぶる評判が良かった。また高校生の作品は力強く元気がもらえると好評であった。入場者数853名 アンケート回収は426枚と米子地区書道連盟の皆様の頑張りの結果と感謝、感謝です!     県書連事務局長  岩田輝代
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第21回合同写真展を開催 [ 報告 ]

第21回合同写真展を開催
 鳥取県写真家連盟の21回目となる合同写真展を、1月9日から17日まで鳥取県立博物館で開催しました。この写真展は、連盟に加盟する写真グループ所属会員の作品を一堂に展示する県内最大規模のもので、今年は18グループ187点の作品を展示しました。出品者は、初心者から、個展など写真展や出版物で作品を発表しているベテランまで多様で、風景・ストリートスナップ・心象的作品・ポートレイト・ネイチャーなどそれぞれの視点で表現したバラエティー豊かな作品が展示され、見ごたえのある展覧会となりました。近年はデジタル作品が全盛ですが、銀塩(フィルム)による作品も多く出品されていました。

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ヤングピアニストコンサート2019 [報告]


12月15日倉吉未来中心小ホールでヤングピアニストコンサートを開催いたしました。入場制限をかけるほどの多くのお客様においでいただき、開演が10分ほど遅れましたが、会場係の巧みな誘導で客席も落ち着き、コンサートが始まりました。Ⅰ部ではコンクール入賞の子供たちが大熱演。Ⅱ部ではクリスマスを祝うお部屋を演出。西岡恵子氏の柔らかなお話に、佐々木真由美氏の美しい歌声と中部の子供たちの連弾とで、賛美会やクリスマスソングを演奏し楽しく暖かなステージをつくりました。そしてⅢ部は東京大学院生のピアニスト角野隼人氏のゲスト演奏。冒頭の第1音が鳴り響くと会場は一瞬にして引き締まり、その卓越したテクニックから紡ぎ出される深い音楽で聴衆を魅了し、感動的なステージでした。最後まで満席のお客様に感謝申し上げ、今後とも子供たちの成長を見守っていただきたいと思います。  (鳥取県ピアノ指導者協会会長 尾坂俊恵)
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12月15日日曜日倉吉体育文化会館5会場として、第24回鳥取県俳句大会を行った。120名ほどの参加者を得て、充実した大会となった。今年度の応募作品は、会員から518句、子供の部では、25の小学校より610句、13の中学校から508句の応募があった。県俳句協会では、創立当初から、俳句の子供たちへの普及を願って子供の部を設けているが、徐々にではあるが効果が出てきている。午後の当日句会では、今年度は「彼尾花」「鴨」の席題が出され、「河口へと膨らむ夕日枯尾花」「湖心へと鴨は濁世を離れ行く」「川幅に余る日溜り浮き寝」等の佳句が発表され、会場を盛り上げた。(県俳句協会会長岸本俊彦)

第24回県美協展 [ 報告 ]

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第24回県美協展を2020年1月12日より1月18日まで倉吉博物館で開催しました。
県美協の作品展は東・中・西部を持ち回りしております。今回の展覧会では従来
展示が71点と北東アジア美術作品展への出品作品も20点ほど集めて特別展示を
いたしました。特別展示は見ていただく機会が少なかったので、自分たちの作品を
より深く知っていただくことが出来たと思います。
また、新美術館について私たちは協力を出来たら幸いと考えます。私達をそこに
利用していただくことにより、さらに美術館が身近なものになると思っています。
今回展の開催にあたり、ご支援ご協力いただきました倉吉博物館、倉吉市の皆様
に深く感謝申し上げます。


やっぱり 「第九」!!

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 毎年開催されている~県民による「第九」~が、今年は12月22日(日)鳥取市のとりぎん文化会館・梨花ホールで開催された。この催しは、昭和60年の「わかとり国体」を契機として開かれて以来、毎年東部・中部・西部持ち回りで開催されるようになった記念事業で今年33回目を迎え、東部では12回目となる。
今回観客数は932名で、観客も演奏者の一人となって奏でていった。オーケストラ70名、合唱参加者145名。これだけの人達が一堂に会し、第九に集中した。
限られた練習回数でこの雄大な曲を仕上げることはよほど息が合わないと出来上がるものではないが、そこをまとめるのが指揮者。今回の指揮者は初めて迎える米津俊広氏。のびのびと、しかし細やかに奏でるその指揮棒はベートーベンを余すところなく表現された。
あっという間に時は過ぎ、年末のひと時を濃密な時間に変えて人々を包みこんでいった。

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観世流・喜多流・宝生流合同能楽祭 [ 報告 ]

2019_12_01  能楽祭

観世流・喜多流・宝生流合同能楽祭
  
令和元年12月1日(日)鳥取市文化ホールにて、会員50名が連吟(れんぎん)「松虫」など6曲、仕舞(しまい)
「大江山」など6曲、独調(どくちょう)「小鍛冶」、舞囃子(まいばやし)「鞍馬天狗」、リレー能「羽衣」、ワークショップ
「謡(うたい)、仕舞、鼓(つづみ)、能面」を熱演した。
 発表会で終わらないよう、工夫をしてリレー能とかワークショップを数年前から取り入れてい
るが、今回は観客が少なかった。                            
昨年の倉吉未来中心小ホールでは、友情出演の民謡踊りや他のイベントのお客さんが流れて来
て賑わったが、コラボレーションや会場環境は大切である。
 演目の中身を検証すれば、連吟、仕舞は会員から見れば初心者、ベテランのそれぞれの見どこ
ろはあるものの、部外者のお客さんには身内の発表会としか映らない。
 肩の力を抜いた「讃(さん)謡会(ようかい)」では、三流が連吟、仕舞を同一曲で演じ、相違する部分を楽しんで
るが、能楽祭にも取り入れ、客席の感想と舞台上の解説の交流をしてみようかと思っている。

『硯と毛筆文化の消息』令和元年度  第40回書道講習会 [報告]


令和元年度  第40回書道講習会
『硯と毛筆文化の消息』
講師 : 青柳貴史(青柳派4代目製硯師)
日時 : 令和元年12月1日(日) 10:00~11:45
会場 : 北栄町北条農村環境改善センター
参加者: 127名 (参加費無料)

今回の講習会に青柳氏をお招きして講演をお願いした訳は、昨年の第40回記念書道連合会展の青柳氏による素晴らしい24面の硯の特別展示に私たちがあまりにも感動し時期をずらしてでもぜひ講演を…、との思いがあったからである。お話は面白く、そして時に深く、あっという間に経過し残念な思いであった。中国の伝統的作硯のあり方と「製硯師」と名付けられた青柳派の製硯の違いなど詳しく説明、また社会活動として取り組んでいる「日常生活に毛筆文化を」との思いは私たちも全く同感で、今の時代、書の現場でもその意識を持って子供たちや若い人たちにこそ伝えていかねばと肝に命じた次第です。    書道連合会事務局長  岩田輝代

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プロフィール

けんぶんれん

Author:けんぶんれん
鳥カルブログへようこそ!

鳥取県文化団体連合会、
略して『県文連』は、
県域の文化団体と市町村文化協議会が集まり、地域の文化活動の振興を目的に活動しています。

この『鳥カルブログ』では、鳥取県内の文化交流事業をご紹介していきます。


【鳥取県文化団体連合会】
〒680-0846
鳥取市扇町21番地
県民ふれあい会館3階
TEL・FAX 0857(21)2302
kenbunren@coast.ocn.ne.jp

※水・土・日曜日・祝日はお休みです。

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